コストコに行くと必ず買うマストアイテム、森半さんの抹茶プリンの素や宇治抹茶スティック、いつもお菓子を作る時愛用しています。
特に宇治抹茶スティックどこでも抹茶は、本当に便利。
ちょっと工夫するだけで、宇治の某有名ケーキ店みたいな抹茶テリーヌだって作れちゃいます。
このお菓子はホワイトチョコレートと抹茶で作る半生食感のテリーヌなんですが抹茶をたくさん使います。焼き上がりに更に抹茶を振りかけてあるのですがどこでも抹茶をそのまま使っています。落ち着きのあるしっとり緑がきれいでしょう?
カットしました。
しっとり柔らかいケーキは口に入れるとトロっと蕩けてケーキの食感から一瞬で軟らかい抹茶チョコレートの味わいに変わります。この時の風味は使っている抹茶の美味しさでほぼ決まってしまいます。だから私はいつもどこでも抹茶を使っているんです。
森半さんのどこでも抹茶はきれいに溶けてくれるから、抹茶シフォンだって楽々。
本当にふわふわに焼けて美味しいんですよ。
そしてチャイは私のリラックスタイムのお供。
こんな感じで、森半さんは私の生活からは切り離せない存在なのです。
コストコでしか買えないと思っていた森半さんの商品
ちょっとしらべたら通販でも買うことができると知ってびっくり。
なんと抹茶菓子がたくさんあるではないですか!
もちろん早速お取り寄せしてみましたよ😊
洋風焼き菓子の王道ダックワーズ、フィナンシェ、そしてヴァッフェル、クッキーどれも抹茶味ですがやはり和風のテイストになるのでしょうか?食べてみるのが楽しみです。
箱の上に中の商品がわかるように付箋をつけてくれる親切さ、有難い気配りです。
おまけとして泡立つ抹茶オーレがついてきました。
これも、コストコに大袋で売っていて夫の大好物なんです😊
水でも溶けるので冷たくしてお手軽に飲めて、本格的で美味しいんです。このようにスティックタイプだと一杯ずつ飲めて会社などにも持っていきやすくて良いですね。
お徳用袋2パックセットもあります。こちらは家庭で飲むのに好きな濃さに調節できて便利ですよ。
まずは抹茶ダックワーズからいただいてみましょう。
直径6センチくらい、コロンとした可愛い形です。中のクリームの抹茶色の濃さにちょっと驚きました。さすがお茶屋さんですね。
食べてみるとふんわりメレンゲを感じる感じの生地ではなく、しっかりアーモンドの粒を感じる香ばしい生地でした。水分は少なめで乾いた舌触りがちょっとワイルドなダックワーズです。
中の抹茶クリームは多くはないのですが、苦味の効いた大人味でダックワーズ生地の甘さと良いバランスです。
乾いたお菓子なのでお茶がとても美味しく感じます。お茶→ダックワーズ→お茶→ダックワーズとどんどんすすんでしまいます。
飲み物の水分と合わさった時、生地が解けてアーモンドの粒を感じられてそれがまた美味しいです。お茶を更に美味しくさせるお菓子なんて、まさにお茶屋さんの真骨頂と感心してしまいました。
これは常備したいお菓子です😍
続いて宇治抹茶ヴァッフェルをいただいてみました。
私、京都が好きで毎年2回は行くんです。(最近はコロナで行けてないけど)
そしていつもお土産に買うヴァッフェルがあるんです。鼓月の千寿せんべいです。
真ん中にワンポイントある見た目もちょっとこのヴァッフェルに似ていて、どっちが美味しいか楽しみです☺️
こっちの方が美味しかったら次回からお土産が変わるかもしれません🤔
クリームたっぷりですね😍
厚みはこちらの方が薄くて直径も大きめ、千寿せんべいの方が厚みがある生地で小さめな気がします。
香りからして全然違います。森半さんのヴァッフェルは完全に洋菓子です。ふたつに割った時甘いミルクの香りがふわっと広がりました。
クッキー生地も卵黄多めのサクサクした味で口溶けな感じも完全に洋菓子です。
そして中の抹茶クリームに到達した途端雰囲気がガラリと変わります。
洋菓子から和菓子への一瞬のメタモルフォーゼ、見事なくらいです。
それだけ抹茶の香りと風味が豊潤なんです。クッキーのミルク風味も抹茶ミルク的な感じで美味しい、バニラ風味ではないところが工夫の結果なんだと思います。バニラだったらきっと和菓子っぽい味わいは生まれなかった気がします。
洋菓子和菓子の繰り返しを一枚のヴァッフェルで何度も体験できるなんて、すごいお菓子ですね。
鼓月さんの千寿せんべいとは見た目は似ていますが全然別ジャンルな気がしました。あちらは洋風和菓子、こちらは抹茶の活きた洋菓子という印象です。お菓子屋さんにはできないお茶屋さんのお菓子に感服しました。
続いて、抹茶フィナンシェをいただきます。
フィナンシェって金の延棒の形だから長方形っていう先入観があったけど、このフィナンシェは正方形でした。
真ん中の濃い緑から縁の焦げ目の茶色までのグラデーションがきれいですよね?
持った感じがしっとりで一般的なフィナンシェより柔らかい気がします。
半分に割ってみると鮮やかな緑色がきれいです。
焼き菓子で抹茶の緑色を活かすのって難しいんです…。なかなか美味しさときれいな色が両立しないんです。
スクロールして上に戻って、私が作った抹茶テリーヌと抹茶シフォンケーキの写真見ていただけるとわかると思います。
私も料理を30年も教えている一応素人ではない人間なのですが…。
そして森半さんの抹茶フィナンシェのお味は、アーモンド風味とバター風味と抹茶の香りが見事なくらいのバランスで整っています。
こうした焼き菓子はマーガリンで代用されているものが多いのですが森半さんのフィナンシェはきちんとバターだけを使用した本格的なもので驚きました。それだけに風味の良さが際立っているのですね。
今回三種類のお菓子をいただいてみましたが、材料が似通っている焼き菓子なのにそれぞれ味わいが全く違って、抹茶の力で個性的な印象に仕上がっている気がしました。
どれも美味しかったですが、私はフィナンシェが一番気に入りました。
しっとりバターの奥から香る抹茶と優しい口溶け、時間をかけてゆっくり味わうと、嫌なことも全部忘れちゃって幸せに包まれました。
とても美味しかったので、すぐにまたお煎茶と抹茶の生菓子を買ってしまいました。
どら焼きと大福、どちらもたっぷりの抹茶クリームがおいしそうです。食べるのが楽しみです。
ここ2年所用以外での外出が難しくなり、旅行も全くできていません。毎年春と秋に京都に行くのが楽しみでしたがそれも全くご無沙汰です。
京都では古寺をまわるのはもちろん、いつも食べ歩きを楽しみにしていました。
こんなに何でも東京なら手に入る時代なのに、京都の老舗は頑固であまり都内に出店していません。催事などを除けば現地に行かないと食べられないものも多いんです。
でも今回、通販で手に入る美味しいお菓子に出会えました。
勿論早く病気の流行が収まってどこにも気軽に行けるようになるのが一番ですが、しばらくは森半さんの抹茶菓子で京都を偲ぼうと思います。