久しぶりにコストコ行ってきました。
他の方のブログやYouTubeなどで見てどうしても気になって買いたかったものがあったのです。
それは、アンソンバーグリカーチョコレートです。ウイスキーやリキュール、ウォッカなどが入ったチョコレートボンボンです。
インポート系のお土産菓子屋さんなどで何度かお目にかかって購入して食べたことがあり、大好きなんです😍
これは中のお酒が、ちょっと甘味はつけてありますが本格的なお酒そのままな味なのがお気に入り、当然アルコール度も高くお子さまは無理な大人菓子です。
私の家では私以外下戸なので、今まで少しだけ買ってこっそり食べていました。
実は好きなだけ思いっきり食べてみたかったんです。
今回はコストコで大容量のものを買って、堂々と沢山食べちゃいます😄
やったー😛
私が行くコストコには在庫がもうほぼ無く、これが最後のひとつでした。無事に買えて良かった〜🤣
かなり大きな箱です。縦横約30cm厚み5cm位です。
なかなか高級感のあるデザイン性の高い箱に入っています。
輸入品なので当然ですが日本語は原材料表示のところだけです。
デンマーク製の商品です。チョコレートは砂糖カカオマスココアバターのみ、中のフィリングも砂糖、酒、酒精、香料だけのシンプルな材料が好感持てます。
箱は観音開きに開きます。開けるとチョコレートの香りがふんわり漂って、その迫力に圧倒されます。8種類のお酒のボンボンが4本2列ずつずらっと並んでミニュチュアの酒蔵みたいです。
なかなかかっこよくてこのまま飾っておきたい感じです。…食べるけどね。
お酒の種類は、スコッチウイスキーが3種類、バーボンが1種類、リキュールが3種類、ブランデーが1種類でなかなかバラエティーに富んでいますよね。
「JIM BEAM」は世界120ヵ国で飲まれている売り上げNo. 1のポピュラーで人気なバーボンですね。
1795年の創業より200年を超える歴史
がありながら、製法はずっと変えずに伝統を守っているのはすごいですよね。
コーン由来の優しい甘味が特徴の飲みやすいバーボンで、バニラ・キャラメルのような穏やかで甘い香りがあるので、チョコレートと合わせたらこれは美味しいに決まっていますよね😋
イタリアの香草リキュール「ガリアーノ」
ガリアーノとはアニス、ラベンダー、ペパーミント、バニラなど、30種類以上のハーブやスパイスを配合して作られているイタリア産の香草リキュールです。
細長くて背の高い瓶に特徴のあるお酒ですが、流石にこれはチョコレートでは再現されていません。チョコレートの包み紙のような紫色のボトルは確認出来ませんでした。
アルコール度数は40度以上と高めです。
さらっとした甘みとアニスがほんのりと香る味わい、高アルコールが特徴のガリアーノはカクテルベースとして使われていることが多いお酒です。レシピが改変されたらしく、今は昔ほどバニラが強調された味ではなくなっているそうです。それでもアニスとバニラの風味であるならもちろんチョコレートにはぴったりのはずです。
ソボエスキーはライ麦の甘さと・スパイスを感じるウォッカだそうです。
私のイメージではウォッカは香りが薄く味も穏やかでアルコール度数が高いイメージでしたが、このソビエスキーは口に含むとその原料であるライ麦特有の「甘さ」で始まり、後から「スパイス」を感じ瑠奈風味豊かなウォッカです。
ブランド名のソビエスキーは17世紀後期にポーランドを統治し、ポーランド史上最も国民に愛された「ヤン3世ソビエスキー王」の名前を戴いています。オスマン帝国の大軍を破ってポーランドを守った勇敢な王ですよね。
ソビエスキーは、質の良いアルコールの「丸さ」と、ライ麦特有の「スパイス」を伴った甘さが印象的なウォッカです。アルコールのいやなキックも全く無いのでフレッシュフルーツのカクテルに最適だそう。舌触りがクリーミーでなめらかなだけにチョコレートと合わせたら引き立つのでしょうね。
ザ・フェイマス・グラウス
スコットランドを代表するウイスキーです。もともとは違う名前だったらしいのですが、瓶にスコットランドの国鳥である雷鳥の絵がついていて、それを酒場の客達が、「あの雷鳥の酒をくれ」と注文する為、[あの有名な雷鳥]が名前になってしまったそうです。面白いエピソードですよね。
お味は、フローラルで甘い香りが特徴でスモーキーさは少なく、チョコレートをおつまみに食後にチビチビ飲むお酒だそうです。チョコレートボンボンには最適って事ですよね。
オレンジリキュールの一種ですが、お菓子を作るのでいつも家にあるし、馴染みのあるお酒です。
19世紀に創始者の名前をとって作られた「コアントロー」。オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴のリキュールです。オレンジの皮を蒸留酒につけたリキュールです。
色は無色透明ですが、氷などで冷やすと淡く白濁。これは良質のオレンジが使われている証拠だといわれています。
原料に使われるのは、自然のオレンジピール。エッセンスはオレンジリキュールの中でもっとも多く含まれています。
同じオレンジを使用したリキュールはグラン・マルニエがありますが、こちらはコニャックに漬け込んで熟成させるお酒なので、純粋にオレンジというよりはブランデーとオレンジの合わさった芳醇な香り、苦味もコアントローにはありませんがグラン・マルニエにはあります。
アルコール度数はグラン・マルニエもコアントローも40度前後で一緒ですが、オレンジを最大に活かしたオレンジそのままのお酒と言ったらやはりコアントローに軍配が上がる気がします。グランマニエも私は好きですけどね。ブランデーの香りも私は大好きなので。
脱線しましたが、お菓子に使われるコアントローの甘くとろりとした口当たりはディジェスティフとしても大人気です。
食後にゆったり楽しむお酒、しかもお菓子に使われるリキュールときたら当然チョコレートとの相性は最高です。私はこのコアントローが一番楽しみです💕
カナディアンクラブ
世界中で「C.C.」の愛称で親しまれているカナディアンクラブ。カナディアンウイスキーの先駆者といえる存在で、上品ですっきりとした味わいが魅力です。
カナディアンクラブは、カナダ・オンタリオ州ウィンザーで製造されている銘柄。ベースウイスキーとフレーバリーウイスキーを掛け合わせたブレンデッドウイスキーで、比較的ライトな口当たりのウイスキーです。
世界5大ウイスキーのひとつ「カナディアンウイスキー」の代表銘柄で、160年以上にわたって親しまれています。
世界五大ウイスキーの一角と言われるウイスキーが、チョコレートボンボンで味わえるのはお手軽で良いですね。
ヘネシーと並ぶコニャックの最高峰レミーマルタンもチョコレートボンボンで味わえるなんて素敵ですね😍
レミーマルタン社は1724年にコニャック地方で誕生しました。
ブランデーは一般的にリーズ(底に沈殿したブドウのかす)をろ過した後に蒸留しますが、レミーマルタンはそれをろ過せずに蒸留します。これはレミーマルタンの伝統的な蒸留方法で、リーズ蒸留法と呼ばれています。リーズを残してゆっくり2回蒸留することでアミノ酸を多く含ませ、レミーマルタン独特のコクのある味わいが生まれるのですね。
レミーマルタンはとても香り高いコニャックなので私はお菓子の為に家に置いています。
レミーマルタンの中でも、VSOPや、XO、ナポレオン、ルイ13世は有名なのでお酒を飲まない方でも名前はご存知の方も多いのではないでしょうか?
このチョコレートボンボンの形はレミーマルタンナポレオンを模しているようです。
レミーマルタンナポレオンのチョコレートボンボンなんて、美味しいに決まってますよね😋
最後はドランブイ(Drambuie)です。
ドランブイ(Drambuie)とは、スコットランドで生まれたスコッチウイスキーに蜂蜜やハーブを配合して作られるリキュールです。
ウイスキーをベースとしているため、やや明るめの琥珀色をしていま「ドランブイ」という名前には、「心を満たす飲み物」という意味があります。
これこそ、デザートにぴったりのネーミングですよね。ボンボンになった時のお味が楽しみです💕
早速いただいてみます。
いつもお菓子に使っていて、家にもある馴染みのお酒、コアントローとレミーマルタンです。
コアントローは爽やかなオレンジの香りの甘いリキュールで、私はサバラン作る時やオレンジケーキ、生クリームの香り付けなどにも使います。
チョコレートとの相性ももちろん良いはずです。透明で透き通った真っ白で綺麗なお酒です。
まずはこのコアントロー入っているものからいただいてみます。
実物を結構忠実に模していますよね。かわいい仕上がりで見た目もとても気に入りました。
瓶の底に当たるところに白い開封口があります。注ぎ口側から食べるのではなく底から食べると中のお酒が溢れることなく上手く食べられるようです。
チョコレートの色結構濃いです。ダークチョコレートというだけありますね。
中のお酒が滲むことなくきちんときれいにボトル型になっています。
一口齧ってみました。噛んだ瞬間オレンジの香りが広がりとろりと甘いリキュールが出てきます。
香りは実際のお酒にかなり近いですが甘味はお酒よりかなり強く、チョコレートもダークチョコレートというよりはスイートチョコレートかなって感じ。
カカオ分40%くらいな感じ。
もう少しビターを期待してしまっていました。
でも、アルコールはかなり強めで香りもコアントローそのものなのでかなり雰囲気出てます。気に入りました。
レミーマルタンはとても豊潤な香りのブランデーでどんなお菓子も一級品に変えてくれます。私はこれでシロップを作ってブランデーケーキにしたり、杏仁豆腐のシロップの隠し味に使ったり、焼き菓子の香り付けにもよく使います。
これも結構頑張って再現している感じがします。レミーマルタンは種類がとても沢山あるのですが、模しているのはナポレオンのようです。
頂き物でしかお目にかかれませんが、幸運なことに今家にあるので味を比べるのが楽しみです。
こうして瓶の細いところの包装紙を残して持って食べると食べやすいです。
こちらもたっぷりお酒が入っています。
香りは確かにナポレオンなのですがちょっとチョコレートの香りに負けてしまっているかも。
お酒の味もシロップの甘味が強く、ブランデーのコクはあまり楽しめません。
しかし飲み込んだ時、優雅なナポレオンの芳香が口に残って幸せに包まれました。チョコレートを味わった後にくるブランデーの風格のある香り、なかなか技ありな感じですね。
そしてアルコールもしっかり感じるので、ふたつでかなり満足出来ました。
他のリキュールのものもいくつかいただいてみましたが、誰もお酒でいただく時よりも個性は抑え気味に感じました。
それぞれの風味を甘味とチョコレートのおいしさで仕上げている感じ、
わりと甘みが強いので二つくらいで満足してしまいますが、毎日少しずつつまんでしまい結構減ってしまいました。
このパッケージのおしゃれさもディスプレイした場所に立ち止まりたくなる感じで、みているとついつい食べてしまいます。
不思議なことに下戸で普段全く飲まない夫も時々食べているようです。
アルコール感じる美味しさだけど、強すぎないのが良いみたいです。
たくさん入っていて見た目もスタイリッシュで、我が家ではとても楽しめましたよ。
コストコで見かけたら、きっとまた買ってしまうと思います。
美味しいチョコレートで、大人だけの味わい、種類も豊富でとても良かったです。
たくさん入っているので小分けにしてラッピングして義理チョコなんかにもいいかもしれないと思います。
今回たっぷり食べられて夢がかなった気持ちです。それぞれお酒の個性が残っているのが印象的でした。